Netflixで観れる芯の強い女性が主役の映画!心境に合わせてオススメ5作品!

映画が観たくなる時ってどんな時ですか?

あなたは、何かに迷ったり落ち込んだりしているとき、自分を奮い立たせるような映画を探していませんか?
特に、芯の強い女性が主役の映画は、観るだけで勇気や元気をもらえると感じる方も多いのではないでしょうか。

私も以前、挑戦に躊躇していたときに、そんな映画を求めていました。
現実世界で答えが見つからないとき、フィクションの中の力強いストーリーが、ふとした気づきを与えてくれることがありますよね。

でも、いつまでもその迷いを抱えたままだと、前に進む力が弱まってしまうかもしれません。
自己肯定感が下がったり、ストレスが溜まったりすることもあります。

そんなとき、芯の強い女性が主役の映画は、まさに心に火を灯す作品です。
人生の困難に真正面から立ち向かうキャラクターたちの姿を見て、きっと背中を押してもらえるはずです。

私自身、映画が大好きで、また俳優を育てる仕事をしている仕事柄、これまで数百本もの作品を観てきました。
だからこそ、自信を持って「本当に力をもらえる映画」をご紹介できます。

その映画を支えるのは俳優の演技力です!
演技力が伴った素晴らしい作品を観た時に、毎回心が震えます。

過去の私と同じように、自己肯定感を高めたい方、迷いや不安を感じている方にこそ、今回紹介する映画をぜひ観てほしいと思います。

この記事では、芯の強い女性が主人公の映画を5本厳選し、それぞれの魅力と演技についての解説します。
きっとあなたの心に響く作品が見つかるはずです。
最後まで読んで、気になった映画をぜひチェックしてみてくださいね!

Netflixで観れる芯の強い女性が主役の映画!さっそく5作品!

映画って、今、置かれた自分の心境によって観たいもの変化しませんか?
それに合わせて、心境別に記述しています。

  • 閉塞感から抜け出したい人にオススメ
    「ノーウェア:漂流」
  • 自分の声を届けたいと思っている人にオススメ
    「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」
  • 夢と家族の板挟みで悩んでいる人にオススメ
    「coda コーダ あいのうた」
  • 家族の葛藤を抱えている人にオススメ
    「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」

「FALL フォール」

引用元:Netflix Japan https://youtu.be/hFNexV0WkYA?si=BkZIIQ3qocOo0rAV

あらすじ

地上600メートルの超高層鉄塔に取り残された2人の若者の運命を描いたサバイバルスリラー。

山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう。

映画.comhttps://eiga.com/movie/97705/.

友情の深さを再確認したい人にオススメ!

2人の女性の高さに対する恐怖感、リアリティ溢れる臨場感に、正直ハラハラドキドキとやられます。
実際に少し高い丘に設置したセットで撮影しているため、その臨場感を俳優が体験しており、まさに真実の演技がここにあり!なんです。

高所が苦手な私にとっては、いきなり、怖い、怖い、怖い。
高さの恐怖でした。

でも、彼女たちは生きて戻りたい!その生存本能で戦うんです。
体のマッチョ、フルCGの戦いじゃありません、生身の人間の葛藤と心の芯の強さ。
困難な状況に立ち向かう姿、弱まる理性や心情。
打ちのめさせる現実。
そんな等身大の女性がそこにいるんです。

生き残るためが故に、現実逃避もあります。
そこに共感があったり、ミスリードされたり。

心を揺らしながら最後決意した行動に天晴!の一言。
ちなみに、続編も進んでいますので楽しみですね!

続編参考記事:高所スリラー映画『FALL/フォール』がシリーズ化、続編2本正式決定 ─ 2作目は2024年6月撮影開始

「ノーウェア:漂流」

引用元:Netflix Japan https://youtu.be/GcD5_omOciI?si=wsDSB8WjR4mGuBNo

あらすじ

スペイン発のサバイバルサスペンス!崩壊した国から逃げるため、妊婦のミアはコンテナに乗り込むが激しい嵐で海に放り出され漂流することに…。

引用元:Filmarks映画情報:https://filmarks.com/movies/111779

閉塞感から抜け出したい人にオススメ!

この1人芝居はすごい!
スペインの映画で、主演のアンナ・カスティーリョのまさに体と心を張った演技に賞賛です。
演技最高といっても過言ではありません!

間もなく生まれる妊娠中の女性と夫。
最初の緊迫感も、グイグイと引き込まれる演出。

この排他的暴力は、ホロコーストを思わせます。
しかしながら、同時に生きる強さを教えてくれる映画です。

たった独りで、貨物コンテナの中で、生き延びるサバイバルムービー!
何度も言いますが演技そのものも必見なんです。
正直、アンナ・カスティーリョの演技に圧倒されます。
守るものがある時、人は想像を超えた行動に出ますね。
そう思わせてくれる納得で圧巻の演技がここに詰まっています。

はっきりと言いますが・・・
正直、現在の日本の俳優で、これができる女性はいないと思います。
私は、そこは悔しいですが、それが世界の俳優たちのすごいところなんです。

「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」

引用元:ユニバーサル・ピクチャーズ公式 https://youtu.be/yHhz6qxYTEk?si=1R10RR0RqjHWHJhZ

あらすじ

映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタインによる性的暴行を告発した2人の女性記者による回顧録を基に映画化した社会派ドラマ。

ニューヨーク・タイムズ紙の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターは、大物映画プロデューサーのワインスタインが数十年にわたって続けてきた性的暴行について取材を始めるが、ワインスタインがこれまで何度も記事をもみ消してきたことを知る。被害女性の多くは示談に応じており、証言すれば訴えられるという恐怖や当時のトラウマによって声を上げられずにいた。問題の本質が業界の隠蔽体質にあると気づいた記者たちは、取材対象から拒否され、ワインスタイン側からの妨害を受けながらも、真実を追い求めて奔走する。

引用元:映画.com:https://eiga.com/movie/98090/

自分の声を届けたいと思っている人にオススメ!

日本の芸能界いおいても、見過ごすことのできない男性社会のセクハラとパワハラ、モラハラ。
園子温監督のニュースも数年前に駆け巡り、日本でも大きな話題となったセクハラ事件。

権力者が個別に人と接待関係を持ってはいけない。
これは海外では現在、当然の状況です。
なぜなら、仕事を貰らう立場の俳優は弱い立場にあるのですから、フェアな関係でいられないからです。
セクハラやモラハラ、パワハラの温床となりますよね。

#METOO運動が起こったことも記憶に新しい。
まさにその時のこと。

声を挙げる勇気。
それを見守る力。
芯の強い女性が、そこにいます。

日本の芸能界について

仕事を貰らう立場の俳優は弱い立場にある。
この大前提の認識がないまま、現状日本では、オーディション以外で、プロデューサーや監督が演技ワークショップをしたりします。
世界的にみて類をみない状況です。
キャスティングするための演技ワークショップであれば成立します。
それがオーディションですから。

ただ、そこから別の場所へ1対1で移動するか、取り巻きを連れて移動するか、含め、それらはプロデューサーや監督の倫理に託されています。

演技のプロと言えるのはアクティングコーチ、演技講師たちです。
キャスティング権・採用決定権のない演技としてのプロが俳優を育てるのが基本です。
決定権があると、媚ずにはいられませんよね?
だから、監督やプロデューサーは演技講師をしたりワークショップを海外ではほとんどしないのです。
演技は、演技のプロ、アクティングコーチ、演技トレーナーが対応しているんですね。

そういう理性的な立場で考えられる日本の業界になってほしいと思っています。
私の視点から観ても、とても重要な映画ですね。

「Coda コーダ あいのうた」

引用元:ギャガ公式チャンネル https://youtu.be/xqoACutfEjQ?si=-FrAf8ryaP88H1XH

あらすじ

豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聞こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし…。

引用元:Filmarks映画情報:https://eiga.com/movie/98090/

夢と家族の板挟みで悩んでいる人にオススメ!

第94回アカデミー賞で、作品賞、助演男優賞、脚色賞の3部門受賞作品。
これはきっと多くの方が既に観ている映画だとは思いますが、挙げました。

家族は全員が聾唖者で、一人だけ耳が聞こえるという状況下、家族の中ではいなくてはならない存在というか、自分がいなければ家族の生活バランスが成り立たない状況。

そんな大変な可能性がある中、彼女が自分の夢に向かっていく。
そして、家族がその背中を押していく様は、心がぐいぐい引っ張られます。

何が凄いって、実際の聾唖者の俳優が出演し、遠慮ないセリフ(実際は手話)が凄いんです。
「え?こんな会話してんの?」っていうくらい、ティーネイジャー感丸出しで卑猥なやり取りをする父や母。
そこがまた魅力的で人間臭くてたらまらない演技が、最高です。


さて、これもまた、日本の俳優でこれほどのことに挑戦できる俳優はいるでしょうか?
答えは・・・おそらくいません。
まず、聾唖者の方で俳優という道を照らしている人がいないからです。
家族や周りの人の理解が必要だと思いますが、それは誰だって同じ。
しかし、そもそもその道があることを示唆されることなく、生きているとしたら?
可能性を広げていきたいですよね。

美男美女風の世界が多い日本のドラマや映画の世界において、多様性のあるキャスティングや世界観を私は望んでいます。
こういった作品が撮れる国でありたいですね。

「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」

引用元:Netflix Japan

あらすじ

名門イェール大学に通うJ.D.ヴァンス(ガブリエル・バッソ)は、理想の職に就こうとしていたときに、家族の問題によって、記憶から消そうとしていた苦い思い出のある故郷へ戻ることを強いられます。故郷で彼を待ち受けていたのは、薬物依存症に苦しむ母親ベヴ(エイミー・アダムス)。幼いヴァンスを育ててくれた、快活で利発な祖母マモーウ(グレン・クローズ)との思い出に支えられながら、彼は自分の夢を実現するために、自分自身のルーツを受け入れなくてはならないことに気づきます。

引用元:Filmarks映画情報:https://filmarks.com/movies/93473

家族の葛藤を抱えている人にオススメ!

祖母役のグレン・クローズは、第41回ゴールデンラズベリー賞において、最低助演女優賞でノミネート。
ゴールデンラズベリー賞というのは、ゴールデングローブ賞とは逆の賞ですので、負の賞賛です。

しかし、グレン・クローズはこの役で、ゴールデングローブ賞助演女優賞、全米映画俳優組合賞助演女優賞、アカデミー賞助演女優賞にもノミネートされているから不思議。
どっちやねん!
と言いたくなりますが、その演技もどうかあなたの目で確かめてください。

主役はJDという息子なんですが、家族構成として、母親と祖母が2大柱として存在感が凄いです。
つまり、祖母と母が主役といっても過言ではありませんので、あえて、この映画を挙げました。


自分の母や祖母との間に挟まれたり、誰しも家族内で日常的な悩みがあった時期があるのではないでしょうか。
家族内でのごちゃごちゃ、そして祖母の支柱としての力。

人を支える、導くことが、ひしひしと伝わる映画です。
グレン・クローズの演技は必見。

Netflixで観れる芯の強い女性が主役の映画!-まとめ-

芯の強い女性が主役の映画、5作品でした。
映画の良さは、2時間前後で観れるというところですよね。

ドラマだと一気見してしまうと、8時間や12時間レベルはざら。
ゆっくり1話ずつ追いかけていくのも良いですが、2時間くらいで集中して観ることの素晴らしさが映画にはあります。

映画はその時々の自分の心のあり方で、影響が変わってきます。
ですので、ちょっと心境も合わせてのオススメとしました。

ご紹介した作品を念の為、画像にもしていますが最後に確認しみましょう。

  • 「FALL フォール」
  • 「ノーウェア:漂流」
  • 「SHE SAID シー・セッド その名を暴け」
  • 「coda コーダ あいのうた」
  • 「ヒルビリー・エレジー 郷愁の哀歌」
    ※2024年11月28日時点で観れるもの

これらの映画は、自分の信念や困難に立ち向かう姿勢、前向きなメッセージを投げかけてくれます。
また、ジェンダー問題を扱ったり、生き方から励まされる映画、精神的な強さから大きな影響を受けるものまで幅広くありますよね。

わたし自身も、映画によって支えられ、励まされ、ゆっくりですが前進しています。

こちらはNetflix限定としましたが、AppleTV+、Amazonプライム、Disney+、とサブスクで契約して色々と観ています。
また違った視点でお伝えしますので、映画楽しんでくださいね。

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